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一文一投

思ったことを、だれかにひょいっと投げるきもちで

どうにもならない癖に

どうにもならない癖 ご飯のあと、お話ししてると ビールを飲みながら、テレビを見ていると そしてたまに、混ざり合ったあととか ふと気付けば、彼は目を閉じていて 先に夢の世界に行って、ずるい と泣きそうになる 途方もない現実に取り残されたわたしは ひ…

月が鳴る日

月が鳴る日はちろちろと、月が鳴る日は鈴を一つずつ、紐に垂らして夜のとばりにしばりつけてそこにさらりと冷たい風がしのびこんでちろちろとそんなふうに月が鳴る日は赤い眼をした狼が静かに空に吠えている暗い暗い夜の果てで静かに凍っている月は少しずつ…